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2005年1月23日 (日)
赤字企業の研修会
赤字で苦しんでいる企業の研修をしてきました。業績悪化の原因はいろいろあるにせよ残された従業員の方に向かって僕は言いました。「皆さん、この会社は3月末を持って閉鎖するかもしれません。もしそうなれば皆さんは4月から転職先を探すことになります。再就職をするにはパソコンと簿記の知識が必要です。」そして再就職に必要な話をし始めました。まるでこの会社に将来がないかのように・・・。
「アメリカでは転職は給与アップになるので大歓迎です。転職を考えない社会人はいません。しかし給与アップにするには自己アピールできなければなりません。前職ではこれだけのことをしたと自慢できなければなりません。前職では自慢どころか業績悪化でしたなどと話せばどんな理由があるにせよ採用する側に好印象を与えることはできません。」僕を呼んだ部長さんは顔面蒼白です。
「仕事は自分の転職のためにあると考えてください。残された期間はたった3ヶ月です。皆さんはどんな実績を出せるでしょうか?その結果によって転職先の良し悪しが決まります。さてひとりひとりお聞きしますから今から3ヶ月間あなたならどんな実績を出してくださいますか?」そうしてひとりひとりの再就職に向けての課題を出してもらいました。
「皆さんからご提案のあった課題をそれぞれが成し遂げればこの会社の業績は・・・となり過去最高の売上を出すことになります。これで4月から転職しなくても大丈夫です。仕事は誰のためでもありません。自分のために一生懸命になってやろうとすれば愚痴は出てきません。先ほどまで皆さんの心に住み着いていた愚痴や不満はきれいになくなっているのではないですか。」
「仕事を自分の成長の糧として取り組めば愚痴や不満すら修行の課題となります。こうしたひとりひとりの取り組みが集まって企業業績が決まります。つまり企業再生は皆さんの心がけ次第だということですね。これで僕の研修は終わります。」今まで聞いたこともない企業研修はこうして終了しました。


