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2005年3月26日 (土)

広告宣伝費

新聞折込チラシでは一枚当たり6円~10円、DM(ダイレクトメール)手紙だと印刷物に80円、切手に80円、封書に入れるなどの人件費が40円で一通当たり200円前後、葉書だと60円~100円のコストがかかる。5万人では新聞折込チラシで30万円~50万円、手紙で1000万円、葉書で300万円~500万円の広告宣伝費が掛かる計算になる。

全国紙の新聞に掲載する場合は名刺大の50万から片面の800万ほどまでいろいろあるが多くの人に告知する方法としては安くなる。雑誌ではピンきりで10万円から200万円ほども開きがある。全国ネットのテレビだとひとつの番組だけで1億円から10億円になり上場企業でもなければテレビ広告は不可能になる。地方のテレビ局は30万円から100万円ほど、FM放送は100万円前後で放送してくれる。

こうして自社の商品に興味のある方を探し出して商品を買っていただく。広告宣伝費は売上の10%から20%が一般的だが中には粗利益率の高い商品だと40%~60%という商品もある。1億の売上を達成するために1000万円から2000万円も宣伝広告費を使うことを常識だと20世紀の経営者は思ってきたがIT化された現在、そんな考えを持っていれば馬鹿にされる。

電子メールを使ってパソコンや携帯電話に電子DMを送れば5万人でも10万人でも、そのコストは数万円も掛からない。そこで販売を目的にしている企業はお客様の電子メールアドレスを登録してデータベースを構築するようになる。収集はインターネットサイトに登録できるメーリングや会員登録などになり多くのサイトが無料会員登録をしなければ閲覧や購入、予約ができないようになっている。

こうしたデータベースをたくさん持っているサイトの企業価値は非常に高くサイト企業の販売価格はデータベースの登録数に比例する。誰でもホームページを製作できるのでメーリングリストを構築してデータベースを100万人ほどにできれば生涯遊んで暮らせる価格でそのサイトを売却できると知ったらビックリされるだろうか。100万人の電子メールアドレスを蓄えていれば商品情報を一回送れば新聞折込で600万円分が助かり、葉書では8000万円分、手紙だと実に2億円分が浮く計算になる。100回送ればその価値は?

企業が欲しがる理由もそこにある。100万人分のデータベースを持った人気サイトであれば20億前後の価値があってもおかしくない。ただし、あくまでも電子メールアドレスの登録数で住所録ではない。また携帯電話サイトは今後注目を浴びる世界で携帯電話アドレスを登録してデータベースを100万人にすれば30億円でも売却できるだろう。売却しなくても宣伝したい企業に商品を載せることで手数料を稼ぐことができ自分で営業しなくても電通や博報堂のような企業がすでにある。

2005 03 26 [経済・政治・国際] | 固定リンク