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2005年11月 3日 (木)
社長になりたい!
「いちどは社長になってみたい!」と思っている人は多いのではないだろうか。社長という仕事は実践起業家入門講座でもパターンに分けて説明したが、ひとりで開業する場合、家族だけで開業する場合、他人を少人数雇って開業する場合、他人を多人数雇って開業する場合、本店だけで開業する場合、支店を複数もって開業する場合などによって社長の業務内容はまったく違ってくる。会社の規模などによって立場が違ってくるので書店に並んでいる社長業の本は独立開業の方にはあまり参考にはならない。大企業の社長の成功物語は中小企業には当てはまらない。
僕の会社はフランチャイズ本部なのでたくさんの加盟希望者の中から社長として素養のある方を選別し、指導育成しオーナーとして成功させることが業務内容になる。法人専門のフランチャイズとして2005年春までやってきたのは社長になることの難しさを身をもって知っているからに他ならない。どんなにすばらしいビジネスモデルでも社長が成功の鍵を握っている。加盟校のオーナーでも10教室以上を保有しスタッフを100名近く雇っても社長として立派にやっていけるように指導育成しなければならない。
僕はオーナー様には歯に衣着せぬ物言いをする。社長は誰にも欠点を指摘されることがないので修正点や問題点が見えなくなる。従業員は社長には直接文句を言わないで熱意を持って仕事をしないという態度で不満を表す。熱意を失くした従業員はお客様の減少や不満につながり業績は急降下する。気が付けば赤字になって焦る社長は従業員をなじったり辞職させたり本部批判をするが悪循環に陥り益々赤字は膨らむ。すべての原因は社長にあることに気が付かない。感謝の心を失くし不満が顔に出ている社長にはお客様も従業員も就いては来ない。
赤字企業になればその原因を自分以外に求めたくなる。営業できない自分、感謝できない自分、従業員をねぎらうことのない自分、笑顔を絶やさない自分、簿記を知らない自分、事業計画や資金計画の出来ない自分、FC本部のビジネスモデルと成功マニュアルを実践しようとしない自分、ほとんどの原因は自分にあることに気が付かない。真剣に向かい合うことのない自分に気が付かないので僕に相談されるときは歯に衣着せず物を言わせていただく。お怒りになるオーナーもいれば二度と会おうとしないオーナーもいるが僕は収益を出すためにお教えしなければならないことは言わせてもらう。
成功の最初の関門は感謝の心で些細なことが気になったり、気に入らないことが増幅されて我慢できなくなり怒りの感情に支配されたりすれば財産を失くすと思って間違いない。怒っている人に誰が真剣に就いていくと思えるだろうか?スタッフもお客様も来ない最初の原因はこのマイナスの精神状態にある。次に起こるのは不安の心で平常心を維持し心から感謝し笑顔を見せてゆける精神状態でなければ儲ける社長失格。小規模企業の場合は先頭を切って営業できなければ誰も就いてきてはくれない。社長が気付いて修正するまで面白いようにその企業は赤字になる。結局、収益は経営者の器です。


