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2006年4月22日 (土)

大人はいつも矛盾だらけなんだよ

大人は自分たちが正しいと思っていることを言うけれど、間違っていることもたくさんある。地球は平らだと信じていた大人の時代もあった。地球は宇宙の中心だと信じて疑わない時代もあった。そうした時代に、反対のことを言うと、死刑にするぞと大人は脅したこともあった。

雨を降らせるために生贄が必要だと信じて、若者の命を奪った大人がかつていた。若者を戦争に借り出していった大人は今の時代にもいる。問題解決の手段に殺し合いをしなければならないと大人は今でもいう時代だ。子供の才能を無理やり摘み取ることが正しいという大人もいる。

大人は自分たちの言い分が正しいという巧妙な理屈を創りだす天才で、若者はコロッとそれに騙されてしまう。ほんの数十年早く生まれただけなのに、自分たちの考えたように若者が動かないことに腹を立てたり、憂えたりしている。でも、子供だってちゃんと考えている。

国境なんて要らない、戦争なんて要らない、信じる宗教が違っているだけで殺しあうなら宗教だって要らない。肌の色が違っているだけで、住んでいる土地が違っているだけで、いがみ合っているのは、みんな大人なんだ。子供の世界には国境も、戦争も、宗教も、差別もない。

大人が信じて疑わないことで、たくさんの矛盾が生まれる。その矛盾は正しいと大人はどちらも言い張る。その子供たちの多くは大人の意見を信じて疑わない。ごくたまにそんな大人の矛盾を突いてくる若者がいる。たくさんの大人はその若者を正そうとするが、はて、どちらが正しいのだろう。

「今の日本に、ホンニ幕府が必要じゃろうか?幕府じゃ、藩じゃ、などと言っていがみ合ってる時代じゃなかろうが!」150年ほど昔に住所不定無職のニートの若者が言った。「今の世界に、ホンニ国家が必要じゃろうか?国家じゃ、宗教じゃ、などと言っていがみ合ってる時代じゃなかろうが!」僕にはこの二つの言葉は同じように見える。

2006 04 22 [育児] | 固定リンク