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2007年4月28日 (土)

英会話教室の衰退が止まらない

派手なテレビ広告で有名な英会話教室の株価がさえない。2004年9月に555円ほどあった株価は2007年4月には102円と5分の1以下となっている。2005年度は大幅な赤字決算が予見できたにもかかわらずテレビ広告を活用しようと拡大戦略に出たが失敗し、2006年は縮小戦略に転換しているが赤字になり、2007年度も赤字決算は避けられそうにない。

経常利益の推移では、2004年度14億7500万円、2005年度9億2300万円、2006年度14億7千万円の損失、2007年度も損失となりそうで、不動産の売却益などでできれば黒字にしたい。しかし、本業での赤字は避けられそうにない。英会話教室は1~3月期に生徒の入室がほとんど決まるが、無理なクレジット販売がニュースになり集客がおもわしくない。

社会人は社内での語学研修が活発になり英会話教室に通う必要がなくなったし、学校でも外国人講師による語学学習が日常化されて英会話教室に行かなくてもよくなっている。海外への語学留学も受け入れ先大学が受け入れ人数を抑制するようになってきているし、留学斡旋は旅行会社でも行ってくれるようになった。

英会話のマーケットは拡大しているが、英会話を提供する企業が増えて競争が激しくなり、従来のビジネスモデルでは好業績を維持できなくなっている。新たにシニア層や幼児向けの英会話を始めているが業績は思わしくない。数年前は外国人と直接話ができることがメリットだったが、今は教室に行かなくても海外の方と気楽に話ができるようになった。

海外へも気楽に行くことができるようになり、海外の方も日本語のサービスを充実させている。ホテルやレストラン、ショップなどでは日本語のできるスタッフが常駐しているようになった。どうしても英会話を習わなければ困る状況ではない。英会話教室はビジネスモデルそのものを見直す時期にあり、楽しい教室から達成感を実感できる教室へと脱皮する必要がある。

2007 04 28 [経営] | 固定リンク