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2007年4月13日 (金)
外国人投資家の思惑 円安のとき株を買い、円高では株を売る
21世紀になり、日本株式の外国人投資家による保有割合が上昇し、彼らの売買によって日本株の動向が大きく左右されるようになっている。日本の低金利を利用した円キャリートレードも活発で、円を買って日本株を購入することも行われている。円高に振れることを祈っている彼らの考えを誇張して理解してみよう。
1ドル=200円で日本株を1株=200円で購入したと仮定する。この株が400円に上昇し、1ドル=100円と円高に振れたとき、400円の株を売れば、円ベースで2倍の儲けになる。しかし、円も売ってドルに換えると1ドル=100円の円高に振れていれば、4ドルになりドルベースでも2倍の儲けが出るため、結局4倍の儲けがでる。
海外の投資家にとって、ドル安円高は株の売却時になるし、ドル高円安は株の購入時期となる。低金利を続けている日本、少子高齢化の日本、ほとんど成長しない日本、海外のファンドなどに積極投資している日本と、円高に振れる要素は乏しいことから海外の投資家は日本株を物色する。円安傾向はいつまでも続かないので、円高に振れる時期に売却する。
日本人投資家にすれば、円安に振れているということは海外のファンドなどに投資している人には基準価格の上昇と為替利益の両方を手にすることができるのでうれしい状態になる。日本人投資家が海外の投資を引き揚げるタイミングは円高に振れたときになる。つまり、円高に振れたときは日本人はドルを売って円を買い利益を確定しようとし、海外の投資家は円を売ってドルを買うようになる。


