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2007年6月28日 (木)

物言う株主が企業価値を上げる

6月は株主総会の月でたくさんの株主総会が行われている。2007年度は企業買収防衛策のために企業が真剣に株主対策に取り組んでいる姿が目に付くのと、株主の考え方が株主優待から真剣に企業価値を上げる経営をしてほしいという本来の株主になっていることだ。僕も含めて株を買う人のほとんどは貯金よりも儲けたいだけなのだ。

株主が求めるのは配当(インカムゲイン)と株価値上がり益(キャピタルゲイン)で配当に関しては日本株は国債よりも利率の低い配当をしている企業が多い。高配当株ファンドで日本の高配当株が1.1%以上というのもちょっと物足りない気がする。香港で2.8%、イギリスで3.1%、オーストラリアで3.8%、なのを見ても日本企業の配当率は低い。

株主は企業収益の配当比率をもっと高めるように物を言うべきだろう。海外では物言う株主は高配当を平然と要求する。預金するよりも株主になった方が儲かると思わせなければ継続して安定株主になってはくれない。高配当株は株価が下落したときはさらに高配当になり、株が買われて下落リスクを抑える役目ももっている。

また、株価上昇には業績を右肩上がりにする経営を心がけることだが、自社株の購入でも市場に出回る株が少なくなるので株価は上昇する。そこで、株主総会では自社株の購入を積極的に行うように発言することだろう。結局、企業買収防衛策とは配当を増やし、自社株買いを行って株価を上昇させ株主にしっかり儲けていただくことに尽きる。

2007 06 28 [金融] | 固定リンク