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2007年8月24日 (金)
投資信託と株では投資スタイルに違いがある
株式投資では1企業の株式を購入するので、その企業の業績に株価は影響される。長期保有といっても業績が悪化すれば株価は下落する。つまり、株式投資では損切りと利益確定の売りのタイミングを考える必要がある。損切りは6~8%程度の下落で行うことが多いかと思うし、利益確定はチャートを見ながら株価の天上から少し下落したときなどと決めることが多い。結局、「頭と尻尾はくれてやれ」といった投資の格言どおりになる。
株式型の投資信託は3%程度の購入手数料や2%程度の信託報酬を支払う代わりに、運用会社のプロのファンドマネージャーがしっかりと銘柄の調査・分析を行い株式を購入し、損切りと利益確定の売りのタイミングを考えて銘柄の入れ替えを実行してくれる。そのためファンドはいくつかの企業の株式に分散投資をしてリスク回避を絶えず行っている金融商品で、長期保有がいちばん効率的だといえる。
世界同時株安でも、いっとき下がった投資信託は1企業の株価よりも戻りやすい傾向がある。株の売買では、6%の下落で損切りしても6%の損失で済むが、投資信託の場合は手数料などで9%以上の損失になってしまう。また、買い戻せばさらに3%が上乗せされて12%の損失を出してしまう。つまり、投資信託は長期保有が基本スタンスで狼狽売りをしないでじっと我慢していれば儲けることが多い商品だといえる。
もっとも販売手数料の低い、または無料の投資信託は株式投資のように、損切りや利益確定売りを行っても販売手数料分が低い分だけ損失は少ない。2007年8月の世界同時株安が起こったとき、僕はノーロード(販売手数料無料)の投資信託は利益確定売りをし、3%程度の販売手数料を支払っているものはそのまま保有し続けた。急激な資産の目減りが一時出てくるが時間がそれを補ってくれることを知っているからだ。


