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2007年9月30日 (日)
ある経営者へのお返事
ホンダ技研工業の創業者、本田宗一郎は生涯で仕事が一番楽しいと話しています。それはお客様に期待されていることを達成する喜びを通じて社会になくてはならない存在だと自分を思えるからです。何かの役に立っていると思える人生ほど充実した人生はありません。その反対に、誰の役にも立っていないと思える人生ほどつまらなく退屈なものもありません。松下電器の創業者、松下幸之助は経営者は従業員が楽しく働ける場を創るのが仕事だと話しています。従業員を幸せにするためにお客様を幸せにしなければならない、そのためにはより良い商品を開発しより安い価格でしかも適正利益を確保して売ることが大切だと従業員に話しています。
人は誰でも長所と短所があり、短所をできる限り我慢して長所をできる限り伸ばしてあげることが大切です。「部下を指導するときは2つ褒めて1つ注意しなさい」若い起業家にアドバイスした言葉です。上司は部下の欠点がよく見えていますが、その欠点を指摘する前に、どうしてその欠点が生じるのか?修正するにはどうすればいいのかをよく考察する必要があります。仕事のオペレーション上のことであればオペレーションを改善したり研修すればよくなりますし、心がけの問題であれば、お互いに話し合ってみたり、誰かに相談したりしてよき考えを身につける必要があります。
従業員の良いところをたくさん書き出してみることで腹立ちが感謝に変わります。オペレーション上の問題点も感謝の気持ちを感じながら従業員に語りかければ理解されやすいです。感情的になっているときに語りかければ、その感情は必ず自分に跳ね返ってきますから、お互いを傷つけるだけです。補完しあう関係で業務は遂行されていますから、その分担を明確にすることも大切です。この従業員にも自分の会社で働く喜びと生きる価値を感じてもらえるように努力しようと思って経営者としての仕事をしてみてください。腹の立つことはたくさんありますが、それこそ人生を充実させるスパイスではありませんか?スパイスに感謝できる心の奥深さを身につけてください。
2007年9月22日 (土)
プラスに働く言葉を言ってあげよう
指先を切断して1ヶ月になりますが、指先に少しだけ残されていた爪が伸びてきて、指先の肉を引っ張り上げて元に戻ろうとしているとのこと、爪が骨の代わりになって再生しようとしているらしく病院の先生も驚いていました。これまでは診察を受けるたびに肉が固まらないと首を傾げられていたのでこちらも不安でした。
たまに痛みが指先に走ると不安になり周りの人に「どうなんだろうね?」と何度も聞いていましたが、そのたびに「大丈夫ですよ」と応えてくれることほどうれしいものはありません。医者ではありませから本当はどうなるのか分かりませんが不安を取り除いてくれる励ましの言葉のありがたさを痛感しました。
不安を感じるとその不安を誰にも話さないで我慢することはなかなかできるものではありません。どうしても近くの人にその不安を語りかけてしまいます。こうしたときは、ああこの人は安心できる言葉を期待しているのだと思って不安を取り除く言葉をたくさんかけてあげてください。それだけでうれしいものです。
2007年9月21日 (金)
仕事をする前に心をフォーマットしなければ
企業業績の良し悪しは従業員の心がけ次第で、好業績の会社は従業員一人一人にヤル気があり前向きに業務をこなし、他の従業員をカバーし、お客様のフォローを欠かさず、改善点を見つけては早期に改善していく。業績が悪い会社はこの反対で、従業員一人一人にヤル気がなく愚痴ばかりで、他の従業員を非難し、お客様のフォローを忘れ、改善点を見つけては誰かやれと騒ぐ。
心の歯車が狂ってしまい仕事をする前にいったい皆さんはこの会社を良くしたいのですかと聞きたくなる。他人の失敗をフォローしてあげる優しさもなく、非難して仕事がはかどるのでしょうか?自分がやりたいことだけするのが仕事だと平然と言い、上司や部下に反抗して業績が悪化しても自分のせいだとは気がつかない。フォローし改善していく気があればもっと職場は働きやすくなる。
いたわりや優しさから対話が生まれ、協調になりチームとしてのまとまりができ、業績は良くなっていく。ひとりの従業員の反抗やいじめや怠慢が他のスタッフへの多大な迷惑になりお客様の離反を生み業績は悪化する。業績を左右するのはひとりひとりの心にある決意だし、働く皆といたわりあい優しく付き合うようにみずから率先して実行すれば必ず組織は変わる。
自分の心に憎しみやアキラメ、怒りや反抗などマイナスの感情があればその感情を克服するように自己成長することだ。マイナスの感情を抱えていれば必ず自分に跳ね返ってくる。自分が他人にしていたことを必ず他人からされるようになる。寛容の精神を忘れた人に幸せや誇りはやってこない。職場を良くするのも悪くするのもそこで働く従業員の心がけ次第だから大きな心をもった人物になろうと心掛けて仕事はするべきだ。
2007年9月19日 (水)
投資をしない投資
株などのリスクのある投資には投資をしないで現金で持っておく我慢の投資が必要で、値上がりしているからといって全財産を投資したりレバレッジ=借金をしてまで投資をしていると、株価などが暴落したときに大きな痛手を被ることになる。
リスクのある投資には必ず波がある。順調よく伸びているときはいつか下落するし、下落しているときはいつかは上昇する。暴落したときに現金を持っていればまたとない投資のチャンスになるが、全額投資していれば多額の損失を茫然と見るだけになる。
株価が暴落すれば人気企業の株価も暴落する。そのとき、人気企業の株を購入しておけば短期に株価が上昇するのでいったん利益を確定する。こうして現金を絶えず所有しておきまさかの時に備える選択をしておく。投資信託も同じことで、株が暴落すれば株式型の投資信託も暴落する。
ノーロード(販売手数料無料)の投資信託ならば、こうした短期投資も選択できる。多くの銘柄に分散投資している投資信託といえどもファンドマネージャは現金化して次の投資機会まで所有できない。しかし、個人ならばそうしたことも自由にできる。投資をしない投資はチャンスをものにする投資でもある。
2007年9月18日 (火)
ビジネスでの成功要因はお客様が教えてくれる
ビジネスで成功したいと思った経営者は、成功している経営者の講演会や研修セミナーに参加し、そのノウハウを教えられ感動し自社に取り入れようと意気込んで帰ってくる。自社のスタッフが馬鹿に見え、帰ればさっそく大改革に着手すると意気込んで挑戦するが、業績は悪化するばかりの中小企業が後を絶たない。
僕の会社はFC本部をしているので、本社SVは加盟されたオーナー企業の経営指導がメインの仕事となる。彼らにいつも話しているのは「ビジネスでの成功要因はお客様が教えてくれる。いつもお客様を見たシステムや商品でなければならない」ということ。お客様はいつも「~できない?」「~してくれない」と成功するヒントを教えてくれている。
経営者や中間管理職はお客様の視点を忘れがちで、自分たちの考えが業績向上の画期的ノウハウだと勘違いしがちだが、いっときの業績向上策でしかない場合が多く、付け焼刃の改善策は長期的には多大な業績悪化を招くことが多い。安売りやまとめ買い、ポイントセール、バーゲンセールなどはいっときのカンフル剤でしかない。
現場に立っていつもお客様のご意見をよく聞いてみることだ。すべてのヒントや解決策はお客様からたくさんいただいている。本社SVの経営指導は奇抜で驚くようなものではないが、ビジネスの王道とは地道でお客様に長く愛されるものに違いない。より良きものやサービスを適正価格でお客様に提供するブランド戦略に奇抜さはない。
2007年9月17日 (月)
チャンスの女神に後ろ髪はない
悩んでいても、がんばっていても、落ち込んでいても、寝込んでいても、いつも目の前にはチャンスが用意されているものだ。それに気が付いてやってみようと思う人もいれば、気が付きながら避けようとする人もいる。気が付きながら避けることを楽しんでいる人すらいる。まったく気がつかないでいる人はほとんどいない。
チャンスの女神の多くは愛情いっぱいで気を使ってくれる他人が運んでくれる。チャンスを掴み取ることは、他人の期待に応えることに他ならない。他人の愛情に応えてみようと思って生きていると、たくさん他人が下さるチャンスが見えてくる。そうしたチャンスを裏切っていると他人はそっぽを向いてチャンスをくれなくなる。
他人が与えてくれたチャンスに応えていけないかもしれない。しかし、他人はチャンスを完璧にやり遂げることを期待している訳ではない。「失敗しても、掴みきれないでもいいじゃないか、やってみれば」そんな気持ちでしかない。すべてがうまくいく人生なんて誰にもできはしない。やって思いっきり泣いてみるのも一興だろう。
2007年9月15日 (土)
日経PCビギナーズに「わかるとできる」が紹介されました
本日発売された、日経PCビギナーズ、P18,19とP68、69に「わかるとできる」が紹介されています。特に、P68ページからは特別インタビュー記事で僕と植田専務の紹介記事になっています。植田専務の写真が一般誌に掲載されたのは初めてのことですので興味のある方は全国のコンビニや書店でお買い求めください。
今年の夏にわざわざ東京から和歌山までいらして下さり取材を受けました。編集長の高山さんは世界遺産に登録された熊野古道を歩いてみたいと思われてこちらに来られたそうですが、日程の都合から取材を終えてすぐに帰られました。3か月程度毎回「わかるとできる」が紹介されます。
パソコンを買ってパソコン教室に通ったが最新のパソコンでの講座がなく転校されてくる方がいます。パソコンは今お使いになっている機種での学習ができなければ家に帰っても職場でも使えません。「わかるとできる」では、ウインドウズXP講座でもウインドウズ・ビスタ講座でも最新のオフィス2007講座でも選択できます。
また、教室では生徒一人一人に担任の現場インストラクターがつき、進捗状況や学習内容の到達状況に応じて生徒の方と一緒になってお話をし、できるまで指導育成していきますので安心です。課題学習や復習学習、教室イベント、生徒交流会などパソコンの学習、楽しみ、販売、サポートサービスもある盛りだくさんの「わかるとできるパソコン教室」です。
2007年9月14日 (金)
株式会社日本の社長 突如辞任
株式会社日本の雇われ社長がストレスから体調を壊し、新体制を発表して間もないのに突然辞任を発表した。この社長は非常に部下思い、会社思いだったが、温情が仇となり社内からも社外からも信頼されなくなった。不正会計処理をしていた幹部社員をかばい続けたにも関わらず自殺する社員もいた。
社内の規律は守られず、不正会計処理をする幹部社員も後を絶たず、会社の金を不正流用していたのは役員や幹部社員にとどまらず平社員にまで及んでいた。株式会社日本の1億2千万人の株主は、執行役員に不審を抱き不信任を突きつけていた。
社長の跡目争いは株主不在のままに行われそうで、会社の将来よりも自分たちの派閥が守られることに全神経を集中している。社内の派閥の調整や権力争いには真剣だが、株式会社日本の業績が少し好転しているからといっても先代社長の改革があったからだ。
経営者はいつも会社の将来を見据えて冷徹に行動できなければならないが、温情がそれを拒み、温情をかけることで墓穴を掘ることがあるが、今回はまさにその典型的な例となった。社内の反対派には断固とした処置をするべきだったし、罷免もやぶさかではない態度を見せなければならなかった。
2007年9月12日 (水)
サブプライム問題はアメリカの消費者金融破綻問題
アメリカ発世界同時株安の発端となっているサブプライムローン、住宅貸付と紹介されていますが中身はアメリカ版消費者金融で預貯金がなくても頭金がなくても仕事さえしていれば住宅を購入することを条件に多額の融資が数年間低利で受けられます。数年後、返済金利が上昇する前に住宅価格の上昇に見合った新しい低利のローンが組めてしかも自由に使えるお金もできるというものでした。
この仕組みは住宅価格が金利分よりも上昇していることが条件です。3000万円で購入した家が1年後4000万円となれば、この時点でこの家を再度担保に4000万円に借り換えます。元のローン3000万円の返済をしても1000万円が残ります。この1000万円で車を買ったり、新たな家の購入に充てたり、その他欲しいモノをどんどん購入していました。決して4000万円の新たなローンの返済を完済しようとは思わないのです。
住宅価格が年率30%で上昇している頃、低所得者向けのサブプライムローンで融資を受けて贅沢な生活を満喫しませんかという広告宣伝が派手に打たれていました。どんな方でも必ず融資が受けられますので安心してくださいという宣伝は日本の消費者金融と同じです。2006年度リートの上昇は異常で、必ず破綻すると2007年当初から言われていました。
2007年度には住宅価格が消費者の感覚からは逸脱した価格になり売れなくなりました。住宅の評価額が上がらなければローンの借り換えはできなくなり、高利の返済へと移行し、返済不能になる方が増えてきます。返済できないローンは不良債権ですから、担保の住宅を安く売って資金回収を図らなければなりません。つまり、住宅価格は下落し、自己破産する人が増えます。
借金してまで高額なものを買うことはとてもハイリスクな先物商品取引をしているのと同じことです。不動産や高級車など借金してまで購入するリスクを負ったがためにたいへんな苦労を余儀なくされた方を僕は多く見てきました。身の丈に合った消費と生活をしていれば充分楽しい生き方ができるのに、魔が差したとしか言いようのない借金を普通に働いている普通の人がうまい宣伝広告にひっかかるのです。
2007年9月 9日 (日)
絶対に諦めないでやり続けることがトップに立つ秘訣
半世紀も応援している阪神タイガースが2007年9月8日の巨人ー阪神戦で勝ち、とうとうリーグトップに立った。4月は最下位で12ゲームも首位と開いたゲーム差をものともしないで諦めず、腐らず、チャンスを確実にものにしていった監督、コーチ、選手一丸となったチームが破竹の9連勝で捥ぎ取ったリーグ首位だった。
若い選手もベテランもただ勝つということに執念を燃やしてプレーする姿は感動的だ。2軍で控えのプロ野球選手にとってチャンスはめったに巡ってはこないが、チャンスが来るまで腐らないで体を鍛え、チャンスには結果を必ず出していく姿勢が若い選手にもある。そのにはダメ虎といわれた姿はない。
仕事の世界でも、従業員全員が必ずその分野でトップに立つと決めて努力し、もくもくと働き、学び、営業することで赤字企業でも倒産寸前の企業でも、トップに立つことができる。トップに立つ企業にはトップに立つことへの執念をその企業人全員が誇りとともに持っている。お金のために働く以前に、仕事に対する誇りを持って働いている。
「何度か挑戦したが結果が出ないから止めた」「やっても無駄だと思った」「がんばっても評価してくれない」という考えを、「結果が出るまでやり続ける」「やって無駄なものはない」「がんばれば誰かが評価してくれる」と思うことだ。「あ~楽しかった」という生き方はかなり前向きでなければならない。
2007年9月 8日 (土)
パソコン教室はこれからも繁栄できるの?
「わかるとできる」パソコン教室の業績は過去最高益を更新しているが、周りに目を移すと閉校していくパソコン教室も多い。もう、パソコン教室は流行らないのではないのか?といった質問を受けることもある。パソコンを誰もが使わなくなったのであればパソコン教室は廃れていくだろうが、今やパソコン失くしては仕事もお買い物も予約もできないほどに普及している。つまり、パソコンが益々使われる時代は教室へのニーズは益々高まることになる。
閉校していくパソコン教室のなかにはかつて授業料金の80%も国が負担してくれた教育訓練給付金に偏ったビジネスモデルを展開していた教室がある。こうした教室は生徒負担が20%を前提に授業料を設定しているので非常に高額だ。そのため、国からの補てんが狭まり、補てんする額もどんどん少なくなれば、収益モデルが狂って赤字になる。アビバやノバはこうしたビジネスモデルで業績を伸ばしたので変革に苦しんでいる。
安かろう悪かろう、高かろう悪かろうという教室も普及するにつれて淘汰されてくるのは成熟マーケッティング理論の基本で、お客様から指示される収益モデルを構築できている企業のみが生き残る。成熟したマーケティングではひとりひとりのお客様にマッチしたオーダーメイドな授業を提供できなければならない。かゆいところに手が届く接客が必要となる。
パソコンが普及するほど、そこそこ使えると思っているエンドユーザーが増えてくるが、就職や転職に活かせるほどの知識や資格はないし、ネット株やネット商店、オークションへの出品などへの挑戦はまだまだできない人が多いし、デジカメを買ったのはいいが編集加工は全くできない方も多くいる。パソコンの普及につれて成熟したニッチなニーズに対応した教室が必要となる。
また、パソコンそのものも多様化して素人には選択しがたくなり購入の仕方が変わってくる。自分のニーズに合ったパソコンをどこで購入すれば?誰に相談すればいいのだろうと悩んでいる方は多いはずだ。液晶テレビにパソコンの本体を組み合わせることはできないのだろうかなど、パソコン教室のスタッフがアドバイスしなければ分らないことも多い。パソコンに対するニーズも多様化している。
2007年9月 5日 (水)
ひとりで強くない者が、どうして他人を救えるのか?
ひとりで生きてゆけない者でも、必死になって生きていれば、多くの人に感動を与え、生きる希望や勇気を与えることができる。裕福でなくても、健康でなくても、地位や名誉がなくても、若くなくても、多くの人に支えられても、歯を食いしばり必死になって頑張って生きていることほどすばらしい生き方はない。
あとわずかの命であったとしても、多くの人に感謝し、自分の健康よりも他人の健康に気を配り、これからも生きていく者にしっかりと大地を踏みしめて生きろと励ます人に会えば、誰もが生きることへの畏敬の念を禁じ得ないだろう。如何なる環境にあろうとも自分を卑下することなく命ある限り前向きに生き続けることだ。
2007年9月 1日 (土)
大将のいましめ 徳川家康
江戸幕府の初代将軍・徳川家康が「大将のいましめ」を書き記している。大将という言葉を上司や経営者と置き換えて読んでみるとすばらしい指南書になる。
上司や経営者というものは、尊敬されているようでも部下にいつも落ち度を探られている。恐れているようでも侮られているし、親しまれているようでも疎んじられ、好かれているようでも憎まれている。
上司や経営者というものは、いつも勉強しなければならないし、礼儀もわきまえなければならない。良い部下を持ちたいと思えば、自腹を切って部下にひもじい思いをさせないようにしなければならない。
部下というものは給与で惹きつけてならないし部下の機嫌をとってもならない。遠ざけてはならないし近づけてもならないし、怒らせてはならず、油断させてもならない。結局、部下に惚れさせるように努力しなければならない。
1616年6月にしたためられたものだが、さすが、修羅場をくぐりぬけて天下を取った人物ならではで、結局、自分を磨き続けなければならないという示唆に富んだ内容だ。


