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2007年10月15日 (月)
経営者勉強会の質問の回答を書きました
経営者の勉強会は知識を得る場ですが実践するのは各自の職場です。頭でっかちで経営理論ばかりふりかざして業績が伸びない会社もあれば分析力がなくて精神論だけで突っ走る営業中心の企業もあります。知識は実践するための道具にすぎません。勉強会で得たことを実践するためにもDVD研修後に講義の内容について話し合い、理解を深めてください。座談会ではそれぞれの会社の現状と問題点も出し合って話し合うことをお勧めします。僕にメールで相談してくださっても結構です。大切なことは君の会社の業績ではなく参加したそれぞれの企業の業績をアップさせる勉強会であるということですね。
Q1:仕事とプライベートのバランスについて
会計上の分離は明確にすべきです。また、平日の朝や昼から接待交際費を飲食やゴルフに使っている企業は必ず業績悪化を招きます。すでに企業の接待交際はIT化が進んだ今ではほとんど必要がなくなりました。当社の場合売上10億円に対し接待交際費は16万円です。また、一部の部下との飲食は接待交際費ではなく自腹で支払うようにします。限られた社員とだけ飲食したものを接待交際費や福利厚生費で落とせても社内に特別扱いだという不満が生じますからやってはいけません。家事などを従業員にさせる職場は不平が起こるので絶対にしてはいけません。飲食の場での決め事を会社の決定事項としてはいけません。必ず会議や就業時間内での決定事項を会社の決定事項にすべきです。その他、家族付き合いは問題ありません。
Q2:退職金の規定(平均的な額はどのくらいか)
各社の就業規則に記載されていますが、一般的には中小企業退職金共済に基ずいているので、そのサイトを参考にしてください。勤続年数5年未満は支払わない会社もありますし、退職金をまったく支払わない企業もあります。その場合は、年俸制や成果報酬にしている企業も多いです。転職が普通になっている現在では離職者が多い企業ほど現実に退職金を支払うことが少なく退職金規定は失くす方向にあります。
Q3:高い収益性=ブランド力、オリジナル商品やサービスとは何を元に開発して行けば良いのか難しい
企業価値を高め収益力ある企業=競争力のある企業にするためにはブランド戦略は大切です。ブランドとはその分野でお客様から一番良い評価を得る商品やサービスの事で、そのような評価を得る商品開発やサービスを充実していくことです。当然、開発費もかかりますし初期投資はかかりますが、お客様から最高だねと言われる商品開発はお客様を見て開発するべきです。企業収益とはお客様が支払った評価ですから、これは良いと思えば高くても支払います。つまり、ブランド構築とはお客様が教えて下さるものでお客様の口コミによって広がるものです。
Q4:部下の教育に関して、自分の意見と反する意見を崩さない社員にはどの様に教育していけば良いのでしょうか?
部下は自分に任された部署での意見を主張しますが、経営者は企業全体をみて評価を与えます。それぞれの立場が違えば意見も異なります。大きな視点にたっての意見かどうかが評価の分かれ目ではないでしょうか。もっとも、意見が食い違って独立して大成功する京セラの稲盛さんのようなケースもあります。彼の場合は開発費がかさむ彼の研究に見切りをつけた経営者ともう少しで開発できると思った稲盛さんとの食い違いで、どちらにも一理ありました。僕は従業員として働いているときは経営者の意見を最優先して派閥を作らず企業のチームワークを大切にした方が良い結果があると思いますので、従業員にはそのように指導します。


