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2007年12月30日 (日)
経営者にとって本当の家族は社員たち
経営者にとって家族より深い縁によって出会い、いっしょに笑い、怒り、悲しみ、喜びあうのは社員たちである。彼らは人生を賭けて経営者に賛同し、貴重な時間をいっしょに、懸命に働き、目標に向かって生きてくれる。そんな彼らを家族より粗末に扱えるだろうか。そんな彼らに心から「ありがとう」と言い、心から愛する人だと思えなくて真に経営者と言い切れるのだろうか。
僕といっしょに生きてくれる人々、僕の思いを形にしてくれる人々、僕の思いを多くの人に伝えてくれる人々、僕がいちばん頼りにしている人々、僕がいちばん先に訪ねる人々、僕が考えをいちばん先に話す人々、僕が思いをいちばん先に熱く語る人々、僕がいちばん先に感謝する人々、僕が人生を失くしても守りたい人々、僕がいちばん胸を熱くする人々、それは社員たちだ。「ありがとう」「ありがとう」言い尽くせぬほど僕は彼らに「ありがとう」と言いたい。
2007年12月27日 (木)
若いんだからもっとがむしゃらに働けばいいんじゃないか
教え子の若い夫婦とばったりセルフのガソリンスタンドで出会った。少しでも安くガソリンを入れるために僕はここを利用するようになった。教え子夫婦には幼い子供がいるが収入は少なく、節約、倹約生活を余儀なくされているらしい。奥さまは子育てに精一杯で働くこともできないらしい。
僕は教え子の旦那さんに言った。「君は若いんだから、もっとがむしゃらに働いてごらん。収入が増えることは君の家族にも朗報だし、日本のGDPを押し上げることになり、しっかり納税してくれれば国家を支えることにもなるんだよ。昼も夜も働いて働いて、手を真っ黒にして汗まみれになって成長してごらんよ。」
「ガチンコ勝負で働けば仕事を覚えて出世することもできるだろうし独立することも可能になるが、小さくまとまると出世の見込みも独立の可能性もなくなる。君のような若者がギンギンに目を輝かせて家族ためにガチンコ勝負を挑まなければ日本の将来も危ういぞ!」
20代前半の僕は早朝は魚の行商をし、昼からは用品の販売でお客様周りをし、深夜まで縫製の仕事をしていた。1日4~5時間の睡眠しか取れなかったが毎月70万円ほどの儲けを出していた。すべては返済に消えて行ったし、遊びもできなかったが商売は身をもって知ることができた。
お金がないから節約しようとするのはひとつの選択だが、若い時は収入を増やすという選択も可能だ。若い時から守りに入るのは良くないと僕は思った。勉強して資格をとり、より収入のある職に就くのも良いだろうし、時間があれば、仕事を掛け持ちしても収入は増える。のし上がろうとする意欲をなくさないでほしいと願った。
2007年12月26日 (水)
パソコン教室ほど楽しい仕事はない
僕は1998年にパソコン教室「わかるとできる」を始めた。和歌山県有田郡湯浅町という人口15000人ほどの小さな過疎の町だった。パーマ屋を営んでいる生徒の方はお客様名簿や売り上げの管理をしたかった。そこで、パーマ屋さんに行き、実地調査して必要な帳票をあらかじめ決めて先に僕が帳票類を製作して使い方を教えてあげた。その後、パソコン操作を基本から勉強してもらい自分で帳票を作成できる能力を付けていただいた。
釣り旅館を経営している女将さんも生徒にいた。釣り船も持っていてご主人が船頭さんをやっていた。ネットを使って予約を取ることをお教えしホームページを製作してネット予約を始め予約がたくさん入るようになった。女将さんにはホームページの管理の仕方や予約完了返信メールの出し方などを教えてあげた。パソコンを使って旅館の案内や帳票管理もできるようになった。
仕出し屋のお母さんはパソコンで仕入れや売り上げの管理がしたいと思って教室にきた。しかし、複式簿記が分からないので最初にパソコン操作ではなく複式簿記を教えてあげた。入ってきたものは向かって右、出て行ったものは向かって左に記入してくださいと教えてから帳票記帳の仕方をパソコンを使ってできるように教えてあげた。仕訳帳さえできればパソコンは簡単に総勘定元帳ができる。
水道屋のご主人は工事日程をパソコンで管理したかった。僕は日程管理はフローチャートを使ってするように指導してからパソコンでフローチャートを製作し、使い方を教えてあげた。請負工事はいつ工事の発注が入ってくるか分からないので事前に請負先に連絡しておくことも大切だと教えた。ついでに営業の仕方や経費の無駄使いを抑えるように経営指導も行った。
漁師のおじいさんは、これまでの経験を残しておきたかった。そこで漁場の地図を作製してそこにひとつひとつ書き込んでいくことにした。季節によって、魚の種類によって変わってくるので同じ漁場の地図が何枚も必要になったがとても喜んでくれた。世界にたったひとつの貴重な漁場の経験則が記帳された資料が出来上がったとき、パソコン操作も孫に教えられるほどになっていた。
どんなパソコンを買ったらいいのか分からないという生徒の方も多かったのでパソコン販売も始めた。お宅に伺ってパソコンの設定やインターネットができる設定をしてあげた。夜中でも修理の応対をしたりして丁寧な応対が評判となりたくさん注文も頂くようになった。中古のパソコンも買い取り、修理して入門機として中古パソコンの販売も始めたが、これも人気があった。
教室に来れない個人でお店を経営している方のところにはこちらから通って指導しに行った。複式簿記の記帳の仕方、青色申告の仕方、確定申告の仕方など個人企業主に必要なことを教えた。ひとりひとりの生徒の方との出会いがこんなにも貴重で楽しく、僕の人生に彩りを添えてくれるものだとは思いもしなかった。僕はこの人たちの喜びを創っている。とっても良い職業に恵まれたものだと心から思っているので働くことが楽しくてしょうがない。
プリンタやパソコンを買い変えたらプリンタ・ドライバがインストールできない
プリンタやパソコンを買い変えたらプリンタ・ドライバがパソコンにインストールできないトラブルに見舞われることがある。ウインドウズXPパソコンのときはパソコンが古いからだろうかと不安になるし、ウインドウズ・ビスタパソコンのときはどちらも最新なのにどうしてだろうと腹立たしくなる。
こうしたトラブルの原因にウイルス対策ソフトが影響していることがある。ウイルス対策ソフトが強化され、ソフトのインストールに待ったをかけているのでインストールできなくて困った状態になっている。そこで、ウイルス対策ソフトの一時中断を設定すればインストールできる。
ウイルスバスターではタスクバーにあるウイルスバスターのアイコンを右クリックしてリアルタイム検索をクリックするとウイルス対策ソフトは無効になる。こうしておいてからプリンタ・ドライバをインストールすればキチンとできてプリンタは作動する。その後、もう一度タスクバーにあるウイルスバスターのアイコンを右クリックしてリアルタイム検索をクリックするとウイルス対策ソフト有効になる。
年末になりプリンタやパソコンを買い替える人が増えている。パソコンには最新のウイルス対策ソフトをインストールしておくのが常識になっているので、こうしたトラブルに見舞われる人が多い。販売店に問い合わせてもメーカーに問い合わせても原因が分からない時はちょっとこのテクニックを使ってみてほしい。
2007 12 26 [パソコン・インターネット] | 固定リンク
2007年12月24日 (月)
消費者のニーズに合っていない商店や旅館
和歌山県には白浜、勝浦、串本、龍神など有名な温泉街がたくさんある。週末になると世界遺産でたくさんの観光客が世界遺産となった熊野古道を散策に訪れ、温泉宿に宿泊する。ご年配の方や家族連れ、一人旅の方、中国や台湾など海外の方もたくさん来てくださる。しかし、受け入れとなる温泉街や神社仏閣近隣の商店街などはまだまだお客様のニーズからかけ離れている。
健康志向の現在では宿泊客も豪華な料理をほおばりたいというよりも、健康に留意して個食を用意してくれる方がありがたい。糖尿病の人は糖分を控えたいだろうし、高血圧の人は塩分を抑えたいと思う。ダイエットに留意している人はカロリーを抑え気味の料理が欲しいと思うが旅館やリゾートホテルで用意しているのは豪華なものだけだ。少子高齢化を迎えている日本には合わないメニューが目立っている。
リフォームしている家庭では自宅のバスタブにテレビもあり泡風呂になっている。シャワーも細かい設定ができるようになっている。しかし、宣伝広告に力を注いでいるわりには10年以上も変化のない古びた大浴場や露天風呂。たった500円で入浴できる町営の湯屋の方が設備も良い物が多くある。これでは高級旅館やリゾートホテルの温泉を楽しみにしているお客様に幻滅を与えてしまう。
さて、それではと街に繰り出してみると、いつから陳列しているのか分からない商品が埃をかぶって無造作に置かれているお土産屋、メニューがてんこ盛りのさびれた定食屋など、とても売れ筋商品を毎日検証して仕入れ、商品開発に活かしているとは思えないヤル気のない商店主ばかりが目につく。せっかく良い立地にお店を構えながら商店街が死に体になっていることがほとんどだ。これではお客様は商店街を楽しみにできない。
最近の観光客は昔からあるお土産物屋やどこにでもある定食屋、場違いなお店には興味を示さない。その土地で捕れたものでこだわりのある商品、たとえばドレッシングやお漬け物、パンやバターやジャムなどの田舎ならではの健康志向の食品。地元の食材を活かした健康志向の料理を地元の古民家を改築したお店などで頂けるようにしてお客様の満足を得るようにすれば観光客はもっとお金を落としてくださるし満足する。
温泉街をひとつのテーマで統一した開発をする必要がある。そのためにはヤル気のない商店主にお店や土地を貸し出す勇気が必要で、地元の有志が開発会社を立ち上げて一括してそれらを借り上げ、テーマに沿ったヤル気のある商店主に貸し出すことが必要だ。地元の料理や地元の食材を活かした料理、地元の木材や技術を昔からの商品作りに活かすのではなく現在のニーズに合った商品開発をマーケティングのプロのもとに行う必要もある。
2007年12月22日 (土)
仕事も結婚も考え方の違いで崩壊する
考え方の違いは行動になって現れる。受け入れ難い考え方の違いは双方にとって耐えがたいモノになり、一緒に生活したり仕事をしたりできなくなる。そのままの状態は双方にとって不幸な結果しかない。離れて、お互いの考えを受け入れてくれる場所を見つける方が双方の健康上良い。
片方が歩み寄ろう、受け入れようと努力をしても、もう一方が受け入れてくれなかったり強く拒んだりされれば歩み寄りも、受け入れようとする努力にも限界を感じて、これ以上は耐えられないと感じてしまう。政治、宗教、信念、趣味、お金の使い方…など考え方の違いによって人の行動は大きく変わる。
仕事であれば修正できない人間関係に強いストレスを感じて我慢しているよりも退職して新たな職場を見つける方が健康的だろうし、結婚であれば修正できない人間関係に強いストレスを感じて我慢しているよりも離婚してひとりになるほうがホッとするだろう。
人はそれぞれ違った考え方をしている。お互いに理解しようとして努力し、快く受け入れ、お互いに信頼しあえれば幸福を感じる。ちょっとした考えの違いは日常頻繁に起こってくる。そのひとつひとつに相互理解の努力を怠らず、お互いが配慮し合えなければ離れた方が良い。
2007年12月21日 (金)
金銭知識のない人はあるだけ使い切る
働いている人は自分の収入の範囲内で生活し、少しは預金しておかねば病気や災害、事故の時に困ることを知っている。そこで定額預金などを行う。将来、独立を考えている人はもっと預金しようとするだろうし、預金以外の融資を有利に受ける方法を探したり独立に向けての勉強をするだろう。
将来への配慮のない人は収入があればほとんどを使い切るだろうし、欲しい物があれば借金してでも手に入れるだろう。「今が楽しければいいじゃん」といった考えやモノやライフスタイルに対するこだわりを持っている人に多い。浪費に近い生活だが見た目はカッコいいと映る。
「1000万円あればどうしますか?」と聞けば、「~を買う」という人はほとんど金融知識がない。利殖に関する知識がないので使うことだけ考えるようになってしまう。「自分の学費に使う」「投資をする」「独立する」などといった回答は、未来への投資活動なのでより大きなお金になって返ってくる可能性がある。
漁師が細かい網で魚をすくいとり漁獲高を競っていれば、いっときの繁栄を謳歌するが魚は根こそぎなくなり自分たちの首を絞め、生活が立ちいかなくなる。そこで、計画的な漁獲高を決めて魚という資源が枯渇しない程度に漁をする。または、養殖して魚を増やすことを考える。
将来起こりえるリスクに対してどれほどの資金や配慮が必要なのかを考える。必然的に出費を抑えるようになり生活は慎ましいものになる。蓄えがなくならないように絶えず資金計画を見直す。多くなると投資をしてさらに増やすことを考える。お金も魚とまったく同じ考えだが、人は未来を見据えないことが多い。
2007年12月20日 (木)
思考は現実となる
胃の調子が悪いなと思っていると健康な胃は悪くなるそうで、思考は健康を左右することが分かってきたそうだ。「病気は気から」「念ずれば花開く」など、思うことはとても大切な要素だという諺もある。
怒りを抑えることなく怒りに身を任せていると殺人にまで行為が及ぶこともある。悲しみに身を任せていると落ち込みから抜け出せなくなる。必ずやり遂げると思って行動したらやり遂げることができたなどという話には事欠かない。
思考は思っている人の肉体や環境を変える力を秘めている。現状を打開するという思いは現実を打開していくし、現状を悲観する思考はさらに悪化した状況を与える。いつも希望を持ち生活する姿勢は健康にも影響する。
楽天的な思考や多くの人に感謝できる思考、多くの人の役に立てる人であろうとする思考は幸せを実感する必須要素だ。悲観的な思考や感謝できない思考、自分だけ良ければという思考は不幸になる必須要素になる。
2007年12月19日 (水)
物事は否定から入れば悲しい生き方しか残らない
仕事をしているとき、あるアイデアがひらめきワクワクしながら社員に話したところ、社員から「できません」「無理です」と言われたことに対して、経営者であった本田宗一郎が「やってみもせんで」と言って激怒したことがあります。静岡の中小企業経営者が世界の頂点を目指して挑戦しようと思っていろいろなアイデアを試してみようと思いますが、社員は従来の経験から物事を判断して決断します。
「おめえ、やってみたのか。ぶっ壊れても直せばいいんだ。やってみもせんで答えを出すな。」激怒した本田宗一郎は吐き捨てるように言いました。彼は寝食を惜しんで自らの信念に向かって挑戦していき、とうとう世界一のオートバイや世界一クリーンなエンジンを完成させます。彼の信念に就いてゆけなかった社員が辞めていく中で、挑戦しようとしない社員への苛立ちをヤル気に変えて奮い立ちます。
「とにかく何でもやってみることだ。やってみて、初めてわかることがある。感動は、初体験の後にもれなくついてくるのだ。」彼は後年、挑戦しなければ何も始まらないと後継の人々に話しています。与えられた仕事に否定から 入る人は成長しませんし成功もありません。愚痴や批判が始まり落胆や逃げの姿勢に終始するようになってしまう。
ホンダを退職していった人々は経営者本田宗一郎に就いてゆけなかったのではなく、否定しようとする自分の心に負けたのだともいえます。人は自分の考えと違っていれば多くの言い訳を用意して新たな取り組みを否定しようとします。たくさんの言い訳を全神経を集中して感情的に探すよりも、自信の反省材料だと思って新たな成長=挑戦に一歩踏み出す姿勢が幸福への道です。
人は初めての挑戦をたくさん経験する。初めて生まれてきたとき、初めておむつをとったとき、初めて離乳食を食べたとき…初めて保育所に入ったとき…初めて資格に挑戦したとき、初めて就職したとき…初めて恋をしたとき、初めて結婚したとき…初めて老いを感じたとき、初めて親が死んだとき、初めて連れが死んだとき…そのたびに乗り越えて生きてきたことを思い出すべきです。
2007年12月15日 (土)
企業が望んでいる優秀な人材とは
優秀な人材を企業は望んでいるが、企業が望んでいる優秀な人材とは有名大学卒業者ということではない。もちろん、資格をたくさん持っている人ということでもない。資格や学歴は企業が望んでいる優秀な人材の判断材料であって本質をついているわけではない。企業が望む優秀な人材とは素直で与えられた職場で業績を伸ばせる人という意味である。
立派な大学を卒業していても、人がうらやむ資格を持っていても、与えられた職場で不満を漏らし、業績を悪化させる人であれば、企業には不必要な人、つまりもっとも優秀でない人となる。どんなに立派なことを言っていても業績を伸ばせない人は企業が望む優秀な人材ではない。せっかくの学歴や資格が素直に物事を見る目を失くしてしまうことがある。
学歴がなくても資格がなくても入社してから素直に業務をこなし、ひとりひとりのお客様に真心から接していき、仕事を離れてもお付き合いできる人間関係を構築して仕事を楽しみ、結果として業績を伸ばしていく人がいる。できる社員に共通しているのは人間関係をより深いモノにして、仕事以上のお付き合いにまで発展させうる努力を怠らない人であるということだろう。
保険のトップセールスマンでも、下着の訪問販売でのトップセールスマンでも、優秀な政治家でも、経営者でも、従業員でも、洞察力に優れているわけでもなければ、特殊な技術を持っている訳ではない。業績を伸ばす主因はお客様という人間でしかない。ひとりのお客様との人間的な付き合いを深めれば、そこには情が流れなくてはならない人となる。業績アップはこうした人との付き合いの積み重ねでしかない。
人間としての深い付き合いができる人は、それが仕事であろうがプライベートであろうが、いつも同じ付き合いができている。仕事上で出会った人かどうかの違いはあるにせよ、自分の生活を豊かにしてくれる人々であるに違いはない。ひとりひとりの出会いを大切にしてお付き合いできるかどうかは自分の人生を豊かなモノにするかどうかでもある。
2007年12月14日 (金)
親しき仲にも礼儀あり・・・恋愛編
恋をしている人は恋人とのひとときが何よりも大切だろう。恋人のためであれば自分の命を削っても惜しくないとためらいもなく言い切れるものだ。深く献身的な愛情は名誉や金銭や権力にまさる幸福を人にもたらす。ただ、時間とともにその愛情が腐って憎しみになってしまうこともあれば、熟成されより深い絆となる愛情もある。
その違いは腐敗させたか熟成させたかで、どちらにせよお互い熟成させようと日々努力していなければ瞬く間に腐敗するものだ。愛情は育てるものであって放置していては腐敗する。そのことに気がつかないで愛し合うようになれば放置して甘えが生じ、出会った頃の配慮はなくなり、いたわりのない人間関係が腐敗につながる。
自分にとっていちばん近い人との愛情を育めない人は甘えすぎだろう。恋人同士だから、夫婦だから、家族だから~してもいいだろう。プライベートを無視したり、愛する人の金銭を勝手に使ったり、頼み事ばかりで頼まれたことはやらなかったり、身ぎれいにしなかったりといったことをしていれば100年の恋もいっきに冷めてしまう。親しき仲にも礼儀ありをわきまえた付き合いができねば不幸になる。
愛情を育むにはお互いに品格を重んじた行動が大切になる。下品な言動は慎むべきで、品位ある態度を親しい人であればあるほどとるように心掛けなければならない。出会った頃にあなたは恋人の前でおならができるか?勝手にメールを見れるか?財布からお金を抜きとれるか?下着のままでうろつけるか?散らかし放題の部屋に案内できるか?好き嫌いを露骨に言えるか?
愛情を失くし憎しみに変えるのも、愛情を育み感謝に変えるのも、こうした行いがきっかけになっていく。特に金銭での甘えは禁物で失恋を通り越してトラブルのもとになる。破局を迎えた愛情は金銭での決着をつけようとする。金銭での価値観の違い、夫婦や恋人であれ他人の金銭をあたりまえのように要求する態度などは破局の基となるので直すべきだろう。
出会った頃の付き合い方をいつも心がけていればいつまでも愛情溢れる関係を続けることができる。何を差し置いても恋人のことを気にして真っ先にやってあげようとした自分、いつも相手のことをいたわり自分を押し殺していた自分、やって欲しいことよりもやってあげたいことを優先していた自分、愛する人のために努力を惜しまなかった自分を続けるだけで愛情は熟成する。
2007年12月12日 (水)
人を知る者は智、自ら知る者は明なり 人に勝つ者は力あり、自ら勝つ者は強し 足るを知る者は富む
紀元前5世紀頃の老子の言葉に、「人を知る者は智、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力あり、自ら勝つ者は強し。足るを知る者は富む。 」とあります。他人をよく知るということは、すぐれた知恵者だろうが、自分をよく知るということは他人を知ることよりも大切だ。他人に勝てることは力のあることの証明だが、自分に勝てる者は本当の勇者だろう。今ある環境に充分感謝できる人は幸福な人生を歩める人だ。
他人を知り欠点をあげつらい、助けることなく誹謗中傷するよりも、己を知ればいつも誰かに助けられて生きていることに気がつく。そのことに気がつけば他人を誹謗中傷している場合ではなく、お互いに助け合ってこそ智者と言えるのではないかと思い至る。
あいつを負かしてやろうと必死になっていくら努力しても、コテンパンに打ち負かしたとしても、それを自慢していても、人は老い行くものだからいつかは誰かにコテンパンに打ち負かされる日が来るものだ。それよりも、他人に生かされている己を知って、傲慢や卑屈になる己を戒めるべきだろう。
要するに、ああしたい、こうしたい、ああなれば、こうなればという願望・欲望は果てることがなく、願望・欲望を叶えようと努力することが幸福になる道ではなく、今ある状況に感謝し、今ある環境を良しとし、多くの人に生かされている己に感謝し、生活すれば満ち足りた生涯を過ごせるだろう。
2007年12月 7日 (金)
株やファンドの投資環境は良くなってきた
2007年12月第2週目に入り、世界の株価は上昇傾向にある。毎年11月はヘッジファンドの決算売りで大きく下げることが多く11月末は試し買いが入るので上昇するが12月第1週は値戻しになり下落し第2週から上昇基調になる。今年も大きな下落が10月以降続いていたが原油価格が1バレル=100ドル近辺から利益確定売りに入り下落、株式投資に資金が入ってきている。
2007年1月を100とした時の世界の株価の推移をみると、日経平均は主要各国の中でもっとも下落し100を切って85、中国ハンセン指数が10月からの下落幅が最も大きいが160から135に、アメリカNYダウは102、こうした値動きを見ていると「谷深ければ山高し」の投資の格言では中国への投資を検討してみたり、もっとも下落した割安株では日本株を見直してもいい。
日本株の中でも下落が激しかった銀行や建設関連の株価は来年特に注目しても良いだろう。銀行はサブプライムローンで大きく下落したが来年は好決算になるだろうと予測できる。また、構造計算書の偽装や確認手続きの長期化で今年の建設・不動産関連の株価は大きく下落したが、金利は上げられないので来年は持ち直すと予想して見直し買いも入るだろう。その他、世界的な技術を誇っている製造業でも年初来安値の株価は上昇するだろう。
毎年12月から3月までは株価は上昇傾向にある。今年もこの傾向になりそうだと思える環境になってきたので、そろそろ投資を検討しても良い頃だろう。ただし、どんなに良いと思っても手持ち現金を全額投資するのではなく3分の1から半分程度に抑えて、まさかの暴落に備えるべき。また、分散投資を心がけて一社に集中する投資は避けなければ下落したときに取り返しのつかない損失を出す。
今年は「はじめてのネット株・投資信託講座」を教室で受講できるようにしたが、さっそく生徒の方からたくさん儲けを出して親に家をプレゼントできましたという報告や投資信託も売り買いを行うことで損失を出さないで儲けることができましたという報告や、先物取引で30万円稼ぎましたという報告などををいただいた。投資信託も株とおなじでいつも株価に相当する基準価格を見ておかねば今年のように大きな損失を出してしまう。
2007年12月 4日 (火)
知識は道具でしかない 知識をどう活かすのかが大切
一生懸命になって勉強し誰もが羨む有名校の入試に合格する。得意満面になって自分は選ばれしエリートだと錯覚する。社会人になってからも、自分は~校出身だとそれとなく自慢してしまう。エリートだと思われたい言動をとるようになる。有名校出身を自慢するが、お客様は有名校出身者ばかりではないので仕事は思うようにできなく成績は良くない。エリート意識が邪魔をして自分の言動を改めるのではなく、お客様や会社が悪いと思い込んでいる。
戦後の貧しい食生活を見て、これからは魚を育てる時代だと思い、無名の大学で養殖魚の研究に没頭した人がいる。研究費が底をつくと、養殖魚を市場に出して資金を創り研究を続ける。国立の研究所が次々と研究をあきらめる中、養殖の勉学にいそしみ世界的な大成功を収める。しかし、無名でノーベル賞候補にもならず、日本では馬鹿にされた研究者でもあるが、信念に満ちた彼の業績は多くの人々に幸せをもたらし続けている。
二つのケースは同じように勉学にいそしみひとつの成功点に達したのに、それぞれの生き方には大きな違いが生じている。前者は、知識を利用することなく、知っていること、多くの人ができない到達点に達したことを自慢する慢心が幸福への邪魔となっている。後者は、多くの人々を救うという使命感で持って勉強し、生涯知識を活かし続けている。使命感と人々への貢献心が知識を活かして幸福になるには必要だ。
知っている人が知らない人に向かって「こんなことも知らないのか!」と馬鹿にした言い方をするが、これは自分は知っているぞ!どうだ凄いだろう。それにしてもおまえは俺より数段劣る馬鹿な奴だという見下げたものの言い方になる。こうした言い方をされた方は気分を害され人間関係は悪化する。「あの人は偉そうだから付き合いたくない」と言われ、他人はどんどん離れていき、幸せとは言い難い生き方になっていく。
知っている人が知らない人に向かって「知らなくても大丈夫、私が何とかするから」と相手に助け船を出せる人は知らなかった人から感謝される。そのあとで、必要な知識を分かりやすいように伝授してあげれば さらに尊敬される。こうした言い方をされた方は気分を良くし人間関係は良くなる。「あの人は付き合っておくべき人だ」と言われ、他人がどんどん寄ってきて、幸せな生き方になっていく。
知識は単なる道具でしかない。ちょっと他人よりも良い道具を手に入れたからといって自慢していては宝の持ち腐れでしかない。すべての道具は人々を豊かな生活へと導くものとして生まれている。道具は人の役立つように利用してこそ価値がある。高度な知識を得るには大変な苦労を伴うので、自慢したくもなるが度を過ぎると自分自身を腐らせることを知っておくべきだろうし、知識は生涯磨き続けてこそ活かせる道具になりえることも知っておくべきだろう。


