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2008年4月 6日 (日)

直営教室の役割を忘れれば被害は加盟校にも及ぶ

直営教室には加盟校に向けての役割がある

1、実験機能・・新しい商品やサービスの導入の際にどういうタイプの教室で効果がありどういう教室ではうまくいかないのかの見極めをしたり、どういう提案、生徒指導をしたほうが効果的であるかなどの実験を行う場としての機能がある。加盟校向けに販売しているトレーニングドリルなどが導入されていない場合、当然のことながら加盟されているオーナー様はそのことを追求する。販促物なども加盟校と違う物が使われている場合、加盟校様には直営教室ばかりでなく本部不信が芽生える。

2、教育機能・・加盟店の人材教育の一環でOJTの場としての機能で、スーパーバイザーが加盟教室のオーナー様やインストラクター様を直営教室にご案内して教室スタッフから実情をお教えすること。スーパーバイザーは直営担当者に事前に調整するが直営担当幹部に断られ続けられれば直営教室としての機能は果たせなくなる。スーパーバイザーは加盟校のオーナー様やインストラクター様からご批判を受けることになる。直営担当幹部が加盟校様をサポートする役目を放棄すれば本部が加盟校をサポートしないと発表しているようなものとなる。

3、情報収集機能・・実際にお客様と接する場であり、お客様の生の声や商品・サービスに対する反応をダイレクトにつかむ機能(アンテナショップ)。加盟校様がお使いになる前に販促用チラシや配布物などを実験検証して分析数値をFC事業部に伝える役目がある。また、トレーニングドリルなどを実際に使ってみた意見を集約してFC事業部に報告する義務が生じる。もしも、直営教室が独自の教材を製作し使用し続けていれば、加盟校は本部不信となる。

4、情報公開機能・・店舗損益の状況(実際にどれだけ儲かっているのか)時系列でとらえたり、物販や携帯電話など新しい試みを行いその結果を数字で検証するなど情報を公開する機能。FC本部経営者が教室スタッフの正社員化を実施したいと言えば反対することでなく、やってみた検証結果が業績にどのように反映されるかをまとめる義務がある。また、加盟校のために物販に挑戦しようと言えば、「できません」と言い切ることでなく即座に挑戦し、加盟校の方に「できる」という答えを出すのも直営教室の務めとなる。

5、フラッグシップ機能・・FC全体のモデル店として、どこよりも繁盛していて誰もが認知する収益性の高いベンチマーク機能。多くの加盟校が見学し、そのノウハウを教えてもらいたいと思うのが教室全体で日本一の売り上げを確保している教室となる。もしも、直営担当幹部が日本一の売り上げを加盟校に明け渡し続けて平気でいれば、加盟校オーナーは本部にロイヤリティーの支払いをすることがバカバカしくなる。日本一の売り上げを出したオーナー様から「指導しますから指導料を出してください」と言われても当然だ。

リスクをかぶっても、業態開発や教室の革新を本部直営教室で行うことにより、加盟教室に対してリーダーシップがとれるということで、加盟教室の立場では本部からの提案や新しい取り組みを受け入れるかどうかはそれが本当に儲かるのかどうかだけが判断の基準になる。そういう加盟教室を説得するには数字の事実がすべてであり、そのために直営教室のデータは重要なものであるということを充分認識しておく必要がある。

それだけの力を持った直営教室を持つことができるかどうかが、優秀なFC本部かそうでないかの決め手となる。したがって、ジーの立場でFC本部を選ぶ際には、本部がどれだけ直営教室に力を入れているか、どれくらいの直営教室をかかえているかという視点で見ることも判断の基準となる。もしも、直営担当幹部が何度注意されてもこうしたことを意識しない場合はFC全体のためにも即刻解雇するべきだろう。

2008 04 06 [仕事] | 固定リンク