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2008年4月 6日 (日)

会合にも電話にも出てこない幹部はクビになる

ひとつの事業部を任されている幹部が全社的な会議を欠席する場合、代理を出席させるのが常識だが、会議を無視する幹部がいた。会議に出席している経営者は電話して事情を聴こうとするが電話に出てこない。他の事業部の幹部たちはその幹部に会って話を試み、経営者や自分たちが嫌われていることを知る。経営者は何度か電話を試みて、このままでは解雇しなければならないと伝えようとするが幾度電話しても出ようとしない。

全体的な会議を無視する幹部は孤立していくが、同僚や経営者を無視する態度は部下にも及ぶ。横柄な態度で部下にも接するようになり、部下のなかには泣きながらクビを覚悟でいっきに経営者に直訴する従業員も出てくる。契約社員のひとりが大切な契約更新を無視され上司に何度もメールしているが返事がこない。ついに更新日を過ぎてしまったので自分は解雇されたと思ったが、上司は部下のメールを無視して有給休暇中で更新を忘れていただけだという。この契約社員は幹部や正社員はこんなことが許されるのかと経営者に訴えた。

企業のグループウエアーを見れば上司が何をしているのか全社員が知ることになる。多くの社員はこの幹部が会合を欠席して休暇を取っていることを知っていた。部下には厳しく指導し、忠誠を誓え、こうすれば業績は上がると言っておきながらその幹部がやれば全くできないことも知ることとなる。自分たちのやっていることが他の事業部にも経営者にも何の報告もされていないことも分かってくる。他の幹部たちの提案は無視され、欲しい情報も無視されるか拒否されて教えてくれないようになると、あの幹部とはこれ以上いっしょに仕事ができないと言い切るようになる。

連絡を無視し、会合にも出てこない。本社の商品を使うこともない。部下からの悲鳴も聞こえるようになる。他の事業部幹部たちも無視されることにあきれ返る。あとは社長のご決断を仰ぎたいと言われれば解雇するしかない。経営者の電話に出ようともしないから出社したときに伝えるしかない。全社員に動揺が起こるが、1年以上も我慢してきた経営者は、こうしたことを二度と起こさないために経営者の意向を無視する幹部は即刻解雇する方がましだと理解するようになる。

2008 04 06 [仕事] | 固定リンク