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2008年4月12日 (土)

幹部の基本は忠義でござる

武士は殿様の命令であればどんな状況であれ腹を切る覚悟ができているらしい。仕える者の基本は如何なる場合も忠義を尽くすことだと教えられている。ひとつの組織はひとつの命令によって全員が団結して動くからこそ強いが、それぞれが違う行動をとればどんなに個人技が素晴らしくても組織力に勝る相手には勝てない。戦国時代を経験してきた武士ならではの教えであろう。

僕には植田専務と山口常務というふたりの傑出した幹部がいる。二人とも東芝で10年前後働いて薫陶を受けてきた人物で企業人や幹部は如何にして生きるべきかを体得し実践している。植田専務は知力や分析力に優れ、山口常務は組織力や行動力に優れている。多くの従業員や業者様に信頼され慕われている。二人ともに起業すれば大企業にでも成長させうる力を持っている。

この二人の幹部はいついかなる時も社長である僕を立てている。どんなに荷物があろうとも僕にはいっさい荷物を持たせないし、人前で恥をかかせることもない。従業員に僕の不満を言ったことなど一度もない。いつも社長である僕が言うことを忠実に実践し忠義を貫く態度にはただただ感服するばかりだ。ひとりで決断することは決してなくいつも最後の決断を仰いでくる。

僕が疑問に思うことは徹夜してでも調べてくるし、曖昧なことは言う前に調べて正確な情報を伝えるようにしている。彼らが疑問に思うことは二人だけになったときに質問してくるが、彼らに僕の意見を述べればすぐさまそのように修正し実践してくれる。僕を信頼している間は如何なるときにも忠義を尽くすが、僕が信頼できなくなれば退職していくのだろうと思ったがどうも地獄まで付き合う覚悟ができているらしい。

将が将たる所以は自分よりも才能ある者が自分のために一命を落としても悔いがないと思ってくださる人物であるかどうかだろう。僕は自分を磨くために努力することが大切になってくるので、彼らと仕事をするために勉強し、精神力を鍛え、寛容と慈愛を身につけるよう日々精進するようになる。お互いに切磋琢磨する関係が生まれ企業は統一した組織となり成長するのだろう。

2008 04 12 [心と体] | 固定リンク