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2008年4月 5日 (土)
一宿一飯の恩義でござる
任侠の世界では一晩宿を貸りて食事をいただいた方には恩義があり、何かあれば命をかけ、その恩に報いるのが任侠道だということらしい。サラリーマンは経営者から給与を戴いたら、その経営者のために精一杯の努力をするのが恩義だろう。それに報いることができないようであればご辞退するのも筋であろう。
しかし、世の中には恩義を忘れて給与はいただくが経営者のために精一杯の努力をするどころか、反旗を翻すような行動をとることもある。これは「恩を仇で返す」行為で人の道に反することだが、平気でそうしたことを行うサラリーマンがいる。経営者が我慢しても周りがそれを許さない。会社の同僚や上司や部下からの信頼を失くしていく。
1時間幾ばくかの授業料を戴けば、1時間はその生徒の方のために精一杯の努力をしてお教えしますというのが一般的なルールだが、もしもダラダラとした態度をとったり、質問にもお答えしようとしなければ生徒のクレームになる。授業料はそれに見合った態度を担任の先生に求める。経営者から頂く給与も同じことだ。
給与をもらったら経営者の意向をくんで、経営者の思いを実現するために精一杯の努力を惜しみなく注ぐのが雇われる者の義務だし、その義務を果たせないと思ったときは潔く退職するのも義務だと僕は思う。経営者が2度も涙を流して叱っても反省したそぶりを見せて反旗を翻すのはサラリーマンとしても人としても許せる行為ではない。


