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2008年4月16日 (水)

方法論にこだわるあまり業績を落とすは愚かな行為

ビジネスにはいろいろな方法論があり、毎年のように新しい言葉と方法論が旬の話題としてもてはやされる。「見える化」に取り組む企業や、ブルーオーシャン戦略、ITソリューションなど旬の言葉がもてはやされる。その目的は企業業績を上げるために他ならない。方法論を知りたいのは好業績の秘密を知り自社内に取り込みたいからで、好業績でもない企業の方法論を知ろうとは誰も思わない。経営者は自分よりも好業績の企業経営者にしか注目しない。

企業業績を下げているのに方法論にこだわる企業経営者もいる。経営セミナーで習ってきたとか、経営コンサルタントの方に指導していただいているとか、理由はあれども業績を下げるようなことはするべきではない。企業は人、物、資金、地域性があいまって業績を創り出す。スタッフ力、商品力、資金力、地域性を無視して東京では、あの企業ではこれで成功しているからと真似をしても地方では通用しないことの方が多い。

経営セミナー、経営コンサルタントの方に指導していただいている場合は、自社のスタッフ力、資金力、地域性を無視して成功している企業のパターンを真似ることだけの場合が多い。良い話を聞いたとしてもそれがスタッフに浸透するのかどうか?それだけのことをする力があるかどうか?同じ商品でない場合は商品がそれだけ魅力あるものかどうか?資金は潤沢にあるかどうか?地域性が加味されているかどうか?検証しなければならない。

勝ち組企業はいつも優秀な人材を集め研修によってスタッフ力を磨き、魅力ある商品開発に余念がなく徹底的に差別化を図りブランド力を高めているし、必要な資金を集める計画性を持っているし、マーケット分析を十分に行い自社の強みをよく知っている。好業績を果たして多くの見学者が来られるが、見学した企業がいくら真似をしても好業績にはならない。

勝ち組企業は絶えず変化対応型で見学した方法は明日には改善されている。真似をした時点ではもう負けパターンですと言われるかもしれない。好業績を創り出すには自社の従業員一人一人に信頼を寄せて業績を上げるために必要なことをやらせてみる度量がなければならない。何でも本社で管理する金太郎飴のような方法は今の時代には通用しない。現場のことは現場が一番よく知っている。本社は現場のアドバイザーやサポート役で十分だろう。

2008 04 16 [仕事] | 固定リンク