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2008年5月 4日 (日)

長く生きることより充実した中身が大切

僕の父は死期を悟ってからは心静かにベッドで横になり、妻に「これで最後だからタクシーを呼んで欲しい」と言って病院の先生に痛み止めの注射を打ってもらって永眠した。愛される喜びを感じた日々に感謝して、これ以上病院の治療を続けようとはしなかった。僕や母に遺書を残していたがその内容は感謝にあふれていた。僕は父の死を見て長く生きるよりも充実した生き方が大切なのだと思った。

多くの人のために尽くし、人の愛情を感じ、人に感謝できる生き方こそもっとも大切な生き方なのだろうと思った。たったひとりでも自分を愛してくださる人がいて、その人とともに過ごした日々に感謝できればいつ死んでも悔いはないということだろう。自分と関わる多くの人にできるだけその期待にそえる生き方をしてみようと僕は思った。気がつけば僕は悔いのない日々を過ごしていることに気がついた。

「滅私奉公」とは自分を活かすことだと僕は思う。自分を殺して人のために尽くすことができれば、結局自分を最大限に活かすことになると実感する。若い頃は自分がやりたいことや認められたいことが前面に出て人を傷つけることもあったが、今は他人がやりたいこと、望むことをやらせるように最大限自分が努力することに徹している。

2008 05 04 [心と体] | 固定リンク