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2008年10月19日 (日)

中小企業経営者による多角経営

中小企業経営者のほとんどは一業種に専念して経営しているが、まれに多角経営している中小企業経営者がいる。人付き合いが多く、いろいろな方からいろいろな儲け話が入ってくるのでついつい手を出していくタイプでそこそこ儲かっていても大きく儲かることはない。分散投資のように別の儲け話を勧められると断りきれずにまた手を出していく。

いくつものビジネスに手を出す経営者は自分で最初のうちは経営するがちょっとうまくいくと従業員任せになる。中小企業ゆえに任した幹部がよく理解しておらず資金的な決裁権限もなく思い切った現場での行動ができなくて、経営者に相談するがすでに経営者は他のことを考えているため中途半端な経営に陥りがちだ。

こうした多角経営をしている経営者はそうした経営者の仲間内で次の儲け話を探していることが多い。従業員への愛着はなく気に入らない従業員は簡単に解雇する。自社の従業員への不満はたくさんあり、従業員もたくさんの不満を抱えているので社内の結束は固くない。必然的に従業員の離職率は高くなり働いている喜びを感じにくい職場となっている。

儲け話についつい乗っていく経営者はお金儲けが好きなタイプでそれ自体は悪くはないがそのためにとる方法が短絡的でそれでは従業員は就いてきてくれない。儲けるのは経営者ではなく現場をあずかる従業員で彼らの存在を最大限に活かしきれなければ業績は伸びない。だからこそ、経営者は離職率を最小にし、満足度を高め、ヤル気のある職場環境を整えなければならない。業績は従業員満足度である。


2008 10 19 [経営] | 固定リンク